武村
最後の授業(E先生を偲ぶ)
C病院のE先生が亡くなられた。享年51才。
あまりにも早すぎる旅立ちである。先生との出会いは、10年前に遡る。
当時先生は、院内感染対策委員として、施設における様々な感染因子や
その対策などを研究されていた。
その中で、病院における清掃(コンタクトポイントなど)が、いかに院内感染を防ぐために重要なのかを各研究機関や論文などに発表された。
それはそのまま業務指導及び改善という形で当社にも導入された。
先生は妥協という言葉を知らない。トイレに設置されている芳香剤などを
見ようものなら容赦なく呼び出され「おたくは、トイレ清掃を香りでごまかすのか!」などと叱咤されたものだ。
何度となく指導を受けたが、先生の感染対策にかける思いは、
そのまま当社の品質向上へとつながった。
当社が今あるのも、先生のお陰だといっても決して過言ではない。
去る6月、先生は当社スタッフのために『最後の授業』を行った。
お題はいつもの感染関連ではなく『患者様の視点からみた清掃』だった。
自らが入退院を繰り返す中、清掃についての思いを私たちに伝えたかったのだ。様々なお話しがあったが「美装さんは清掃業務以外にも重要な役割があります。それは、患者様に寄り添うことです。患者様に接する機会の最も多い職員は、医師、看護師、次いで多いのが美装さんなのですよ」とおっしゃった。
笑顔を絶やさず分かり易い言葉で、おだやかに私たちに語りかけた。
業務を超えた人としての振る舞いが大事なのだと訴えたかったのである。
今でも講演時の先生の笑顔がまぶたに浮かぶ。とても悔やまれる旅立ちである。心からご冥福をお祈りしたい。合掌。

あまりにも早すぎる旅立ちである。先生との出会いは、10年前に遡る。
当時先生は、院内感染対策委員として、施設における様々な感染因子や
その対策などを研究されていた。
その中で、病院における清掃(コンタクトポイントなど)が、いかに院内感染を防ぐために重要なのかを各研究機関や論文などに発表された。
それはそのまま業務指導及び改善という形で当社にも導入された。
先生は妥協という言葉を知らない。トイレに設置されている芳香剤などを
見ようものなら容赦なく呼び出され「おたくは、トイレ清掃を香りでごまかすのか!」などと叱咤されたものだ。
何度となく指導を受けたが、先生の感染対策にかける思いは、
そのまま当社の品質向上へとつながった。
当社が今あるのも、先生のお陰だといっても決して過言ではない。
去る6月、先生は当社スタッフのために『最後の授業』を行った。
お題はいつもの感染関連ではなく『患者様の視点からみた清掃』だった。
自らが入退院を繰り返す中、清掃についての思いを私たちに伝えたかったのだ。様々なお話しがあったが「美装さんは清掃業務以外にも重要な役割があります。それは、患者様に寄り添うことです。患者様に接する機会の最も多い職員は、医師、看護師、次いで多いのが美装さんなのですよ」とおっしゃった。
笑顔を絶やさず分かり易い言葉で、おだやかに私たちに語りかけた。
業務を超えた人としての振る舞いが大事なのだと訴えたかったのである。
今でも講演時の先生の笑顔がまぶたに浮かぶ。とても悔やまれる旅立ちである。心からご冥福をお祈りしたい。合掌。

【写真は、最後の授業後の記念撮影】